業者選びに役に立つ買取・リサイクルショップに関連した業者をご紹介します。

長年溜め込んだブランド品を処分することにして、買い替えをする家電や家具も含めて買取店を利用することを考えているのですが、やはりせっかくなら少しでも高く売れればいいと思い、インターネットでいろいろなお店を調べていると、ブランド専門の買取店や、家電や家具の買取に力を入れているようなリサイクルショップの他にも、質屋という選択肢があることが分かりました。
質屋のイメージは、大昔にお金がない人たちが、お金を借りるために商品を預けるというもので、良くシステムが分からないのですが、現存する質屋の買取の仕組みも含めて、リサイクルショップと買取専門店の違いや特徴などを、分かりやすく教えてください。

お店によってメリットもデメリットもあります。

質屋が誕生したのは鎌倉時代と言われていて、現在でも2000店もの質屋が全国で営業されているようですが、リサイクルショップや買取専門店がどんどん店舗数を増やしている中、質屋の数は減少しているようです。
ご指摘の通りに、質屋と他の買取店の違いは、「質預かり」という制度があることで、担保になる商品を預けて、お金を融通してもらうものです。
一定の期間商品を取り戻しにいかないと、質流れとなり、預けた商品は質屋に所有権が移り、店頭などで販売されてしまいますが、決められた期間内に貸付金と利息を支払い取り戻しに行けば、預けていた商品を返却してもらえます。
しかし、現在残っている質屋の多くは、その制度を利用する人が減少したことから、リサイクルショップや買取専門店に業種を変えて、質屋本来の活動をしていなかったり、買取業務と質屋本来の活動を並行して行っているのが現実です。
買取専門店は、ブランド品や貴金属など、品目を限定して買取をしているお店のことで、その大きな特徴は、品目に特化した専門知識を持った鑑定士がお店に常駐して、買取を行っているところです。
それに対してリサイクルショップでは、幅広い品目の買取に対応しているところが大きな特徴で、どうしてもその分鑑定の正確さは希薄となってしまうところが、デメリットとも呼べる点です。
したがって、まだ商品に未練がある方は質屋を、時間もあって少しでも商品を高く売りたい方は複数の買取専門店を、買取にかける時間がない方はリサイクルショップなどと、利用先を使い分けてください。